人生の相棒に。ジムニーがシニアライフを豊かにする理由とは?

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ジムニーがシニアライフを豊かにする理由とは

ご機嫌いかがですか?

2023年に我が家の仲間入りをした『ジムニー』が、この9月で2年目を迎えます。

購入後2年を経て、今のところ飽きることはまったくなく、乗るたびに新鮮な発見があります。
本当に「買って良かったなあ」というのが実感です。

今回は、前期高齢者の僕がジムニーを選んだ理由と、実際に乗ってみて感じたことを中心に、メリット・デメリットを具体的に挙げながら、その唯一無二の魅力について深掘りしていきます。

目次

シニア世代の「最後の車」選び、その選択肢にジムニーを

もう大きな車は必要ないな

街乗りも田舎道も安心して走りたい…

前期高齢者と呼ばれる世代になったとき、多くの人が考えるのが「最後の車」選びではないでしょうか。

こんな方におすすめの記事です!
  • シニア世代でジムニーに興味があるけど、購入に不安がある
  • ジムニーが普通の車とどう違うのかを知りたい
  • 実際に乗っているシニア世代がどう感じているかを知りたい

ジムニーを選ぶまで

僕が初めて車を購入したのは25歳の時、中古のホンダプレリュードでした。(懐かしい!)

その後は、国産ハッチバック〜輸入車〜軽自動車〜国産4WDというバラエティあふれる4台の新車を乗り継ぎました。

ジムニーで6代目の車ということになります。

輸入車を除いて10年以上乗り続けたことはなかったのですが、次の車は自分が運転できなくなるまで乗れるもの、つまり「最後の車」にしようと考えました。

購入条件として考えたのは、主に次の項目です。

  • 小回りが効き、長持ちする
  • 長く乗っても飽きのこないデザイン
  • モデルチェンジが少ない
  • 運転自体が楽しめる
  • 維持費が安い

いろいろと候補を探して絞っていくと、これにぴたりとマッチしそうなのがスズキ・ジムニーだったんですね。

トヨタのヤリスクロス、ホンダのヴェゼル、日産のキックスといったコンパクトSUVが人気を博していますが、あえて、軽自動車でありながら本格的なオフロード性能を持つ異色の存在、ジムニーを選んだんです。

「え、ジムニー? 若い人が乗る車じゃないの?」そう思われるかもしれません。
しかし実はこのジムニー、シニア世代のカーライフに驚くほどフィットする、隠れた名車なのです。

ジムニーのメリット

ジムニーを前期高齢者のラストカーとして選ぶ最大のメリットは、そのコンパクトさと、軽自動車とは思えないほどの「安心感」にあります。

1. 運転のしやすさ:軽自動車サイズが生む恩恵

狭い道でのすれ違いや、スーパーの駐車場での取り回しも楽々車庫入れも簡単で、運転に自信がなくなってきた方でも安心してハンドルを握ることができます。

また、視界が高く、ボンネットの先端が見えやすいため、車両感覚を掴みやすいのも大きな利点です。

2. 抜群の悪路走破性:雨や雪でも安心

ジムニーは本格的なラダーフレーム構造を採用していて、一般的なモノコックボディの軽自動車とは一線を画す頑丈さを誇ります。

さらに、パートタイム4WD、副変速機付きという駆動システムで、田舎の未舗装路や、突然の豪雨による水たまり、冬場の雪道など、悪条件の路面で高い走破性能を発揮します。

これは単に「遊び」のためだけではなく、災害時や都市部から離れた場所での生活を送る方にとって、いざという時の頼もしいパートナーとなり得ます。

3. 経済性の高さ:維持費が抑えられる

軽自動車であるジムニーは、普通車と比べて自動車税や重量税が格段に安く抑えられます。
修理費用についても、多くの部品が流通しているため、比較的安価に済むケースが多いです。

ジムニーのデメリット

一方で、高齢者が気になるであろういくつかのデメリットも存在します。

1. 乗り心地の硬さ:快適性を求める方には不向き

ラダーフレーム構造と悪路走破性を重視した足回りは、街中走行ではゴツゴツとした硬い乗り心地に感じられることがあります。
特に、舗装の荒れた路面や段差を乗り越える際には、車体の揺れが大きく伝わってきます。

2. 積載性の低さ:日常の買い物は工夫が必要

ジムニーは軽自動車の中でも特にコンパクトな設計のため、後部座席は非常に狭く、座席を立てた状態では荷室も最小限しかありません。大きな荷物を積む際は、後部座席を倒すことが前提となります。

日常の買い物では工夫次第でどうにかなりますが、アウトドアレジャーなどで多くの荷物を積みたい場合は工夫が必要です。

それでも選んでしまう、ジムニーならではの魅力

ここまでメリットとデメリットを挙げてきましたが、それらを凌駕するジムニー最大の魅力は、その「唯一無二の存在感」「持つ喜び」にあります。

流行に左右されず飽きのこないデザイン

四角いボディと丸いヘッドライト無骨ながら愛嬌のあるデザインは、半世紀以上にわたって基本的なスタイルを変えずに進化してきました。
流行に左右されないそのスタイルは、逆に新鮮に感じています。

一緒に過ごす特別な時間

ジムニーはただの移動手段ではありません。
それは「どこへでも行ける」という可能性を与えてくれる相棒です。

定年を迎え、時間に余裕ができた今、ジムニーと共にまだ見ぬ景色を探しに行く。
あるいは、何気ない日常の買い物でさえ、ジムニーに乗ることが特別な時間へと変変わってきています。

やみつきにさせる手触り感

デメリットしての揺りかごのような乗り心地も、超個性として今や快感に感じるほどですし、高速走行では以外に直進性も高くビシッと安定しています。

また、リジッドアクスル式サスペンションや本格的な4WDシステムなど、機械好き、車好きの心をくすぐる設計思想が、車への愛着をより一層深めてくれます。

まとめ:人生を豊かにする「冒険」という選択

シニア世代の「最後の車」選びで、ジムニーは決して万人受けする選択肢ではありません。
でも、そのデメリットを上回るだけの魅力と実用性を兼ね備えています。

安全性や乗り心地を重視してコンパクトカーを選ぶのも良いのですが、人生最後ののパートナー車として、少しだけワクワクするような、冒険心をくすぐる車を選ぶというのも、また素晴らしい選択です。

ジムニーは、これまでの人生を振り返り、これからの人生をどう楽しんでいくかを考える、そんなシニア世代にこそふさわしい「相棒」なのかもしれません。

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