ご機嫌いかがですか?
先に投稿したシニア世代のウォーキングについての記事で、モチベーションについて触れました。
現在、ウォーキングの一番のモチベーションとなっているのが、音楽やポッドキャストを聴くことです。

そこで今回は、歩きながら音を聴くために気をつけたい点と、僕が使ってみたおすすめのワイヤレスイヤホンを紹介します。
- ウォーキングやジョギングで外れにくいイヤホンを探している
- イヤホンの耳への圧迫感が気になる
- 音楽は聴きたいけれど、外部の音を遮断しないで歩きたい
- イヤホンの汗や耳垢の汚れ掃除が面倒
ウォーキングで音楽・ポッドキャストを楽しむ際に注意したいこと
「歩きながら音を聴く」=「ながらウォーキング」で最も重要なのは安全の確保です。
周囲の音を聞き取れるようにする
特に高齢になると聴力が減退してくるので、車や自転車、歩行者の接近、環境音などを認識できるように、遮音性の高すぎるイヤホンは避けます。
音量に注意する
周囲の音が聞こえるように、音量を上げすぎないようにします。
そうすることで、耳への負担軽減にも繋がりますよ。
歩きスマホ・よそ見をしない
操作に夢中になって画面を見たり、周りへの注意が散漫にならないようにしなければなりません。
特に最近は、都市部でも熊が出没する地域が広がっていますからね!
防水・防汗性能を確認する
汗や急な雨に備えて、IPX4以上の防水・防滴性能を持つイヤホンを選ぶと安心です。
ウォーキングにおすすめイヤホンの形状と機能
安全性重視なら:骨伝導型、オープンイヤー型
高音質と安全性の両立なら:外音取り込み機能付きカナル型
外れにくさ重視なら:イヤーフック(耳掛け)型、ネックバンド型
防水性能:汗や急な雨に備え、IPX4以上を目安にする
今までにいろいろな形状や機能のイヤホンを使用してきましたが、現在最もお気に入りとなっているのがイヤーフック(耳掛け)型です。
ウォーキングの途中に落ちるということは皆無で、ほとんど外れないのが頼もしい!
『ながらウォーキング』を維持するイヤホンとして欠かせない、イヤーフック型ワイヤレスイヤホンの魅力を紹介します。
イヤーフック型ワイヤレスイヤホンとは
イヤーフック型は、イヤホンの本体から伸びたフック(つる)を耳の裏や上部に引っ掛けて固定するタイプのイヤホンです。
運動時の使用を想定したモデルが多く、その形状により高い安定性が得られます。
メリットはこれ!
- 圧倒的な安定性(落ちにくさ)
- 耳にしっかりと固定されるため、ウォーキングはもちろん、ランニングや激しい運動をしても外れにくいのが最大のメリットです。
- 装着感の快適性・負担の少なさ
- カナル型(密閉型)と異なり、耳の穴に深くねじ込む必要がないため、圧迫感が少なく、長時間の使用でも耳が疲れにくい傾向があります。
- 安全性(周囲の音が聞きやすいモデルが多い)
- 耳を完全に密閉しない開放型のため、周囲の音(車の音、後ろからの足音など)を聞き取りやすく、ウォーキング時の安全性が高いです。
- ムレにくい
- 耳の穴を完全に塞がないため、特に夏場など汗をかきやすい環境でもムレにくく快適で、耳垢などの汚れもつきにくい形状です。
デメリットも少しありますよ!
- 装着時に手間がかかる
- 耳にフックを引っ掛ける動作が必要なため、装着に多少の手間や慣れが必要かもしれません。
- メガネやサングラスとの干渉
- 耳の上部にフックを回す構造上、メガネやサングラスのつるの部分と干渉する可能性があります。
これは個人の耳の形によりますので、合わない場合も考えられます。
- 耳の上部にフックを回す構造上、メガネやサングラスのつるの部分と干渉する可能性があります。
- 本体サイズが大きくなりがち
- フック部分があるため、イヤホン本体や充電ケースが比較的大きくなりがち。
持ち運びの際にポケットなどでかさばることがあります。
- フック部分があるため、イヤホン本体や充電ケースが比較的大きくなりがち。
- 音漏れしやすい
- 耳を密閉しない構造なので、周囲の音が聞こえる代わりに、音漏れも発生しやすくなります。
静かな公共の場所での使用には注意が必要。
- 耳を密閉しない構造なので、周囲の音が聞こえる代わりに、音漏れも発生しやすくなります。
コストパフォーマンスに優れた人気の2機種を使用してみた
イヤーフック型の中でも特に人気の高い2機種、SOUNDPEATS GoFree2 と Anker Soundcore V20i を比較し、その特徴と使用感をレビューします!
SOUNDPEATS GoFree2:音質と多機能性を追求したハイコスパモデル


簡単解説
GoFree2は、オープンイヤー型でありながらハイレゾ認証(LDACコーデック対応)を取得している、音質にこだわるユーザー向けのモデル。
16.2mmの大口径ドライバーと独自の音響技術により、開放型では難しいとされる豊かな低音を実現しています。実際に、この価格の音とは思えない抜けの良い低音でした。
主な使用感・メリット
ポイント | 詳細 |
---|---|
高音質(LDAC対応) | オープンイヤーの弱点を覆す、厚みのある低音とクリアな音質が魅力。音質に妥協したくない「ながらウォーキング」ユーザーにおすすめ。 |
長時間バッテリー | イヤホン単体で最大9時間、ケース込みで最大35時間と非常に長持ち。長時間の作業やウォーキングでも充電切れの心配が少ないです。 |
マルチポイント対応 | PCとスマホなど2台同時接続が可能。仕事中にスマホの音楽を聴き、PCのオンライン会議にスムーズに切り替えられます。 |
快適な装着感 | 片耳約9gと軽量で、柔らかいシリコン素材のイヤーフックは圧迫感が少なく、「つけているのを忘れる」ほどの自然なつけ心地です。 |
気になった点
- 静かな環境では音漏れが気になる場合があります。(開放型共通の特性)
- タッチ操作の感度が良すぎて、意図せず触れてしまうことがありました。

Anker Soundcore V20i:安定性と安全性を重視したエントリーモデル


簡単解説
V20iは、Ankerらしい高い安定性と手頃な価格を両立させたイヤーフック型のワイヤレスイヤホンです。
シンプルな機能美と、誰でも使いやすい設計が特徴で、「ながらウォーキング」のデビューに最適なモデルと言えます。
使用感・メリット
ポイント | 詳細 |
---|---|
抜群の安定感 | 4段階に角度調整可能なイヤーフックを備えており、耳の形に合わせてしっかりフィット。激しい運動中でもズレにくい高い安定性が魅力です。 |
高い安全性 | 耳を塞がないオープンイヤー型で、周囲の音が自然に聞こえるため、ウォーキング中の車や自転車への注意喚起に役立ちます。 |
IP55の防塵防水 | IP55規格の防塵防水性能を搭載。汗をかく運動や急な小雨でも安心して使用できます。 |
アプリ連携でカスタマイズ | 専用アプリでイコライザー(EQ)調整やタッチ操作のカスタマイズが可能。低価格ながら自分好みに音質をアレンジできます。 |
気になった点
- 音質はバランス型で、GoFree2のようなLDACなどの高音質コーデックには非対応です。(SBC/AAC対応)
- イヤーフックの構造上、充電ケースがやや大きく、ポケットでの持ち運びにはかさばる可能性があります。

どちらを選ぶ? ウォーキング・ながら聴きの利用シーン別おすすめ!
選ぶポイント | SOUNDPEATS GoFree2 | Anker Soundcore V20i |
音質へのこだわり | GoFree2 (LDAC/ハイレゾ対応で高音質) | V20i (標準的な音質) |
運動時の安定性 | GoFree2 (軽量でフィット感良好) | V20i (4段階角度調整フックで抜群の安定感) |
仕事との兼用 | GoFree2 (マルチポイント、長時間バッテリー) | V20i (マルチポイント、ENC通話ノイズリダクション) |
価格 | 若干高い傾向にあるが、機能面で非常に高コスパ | 非常に安価でオープンイヤー型デビューに最適 |
総評 | 音質と多機能を重視するハイエンド寄りな人向け | 安定性と安全性を最重視するエントリー層向け |
ちなみに僕の場合は、耳のサイズが大きいのか SOUNDPEATS GoFree2 は少し合いませんでした。スピーカー部分が耳穴の中心とズレてしまうんですね。
Anker Soundcore V20i は、イヤーフックの角度が調整できる(広げられる)ので、僕の耳サイズにとてもフィットしていたため、現在はこちらを使用中。
音質は SOUNDPEATS GoFree2 ほどではありませんが、メインで聴くことが多いのはポッドキャストなので許容範囲です。


まとめ
どちらのモデルも『ながらウォーキング』を快適にする優秀なイヤホンです。
- 「音質にもこだわりたい!LDACや長時間バッテリーの多機能モデルが欲しい」という方は、SOUNDPEATS GoFree2 がおすすめです。
- 「まずは安価にオープンイヤー型を試したい!運動中の安定性と安全性を最優先したい」という方は、Anker Soundcore V20i が最適ですよ。